その感情、本当に手放していいの？

ごきげんよう。
レイキマスターのまいです。

さていきなりですが、タイトルの件。

スピリチュアル界で良く言われたり、行われる「いらない感情の手放し」ワーク。

噂話やゴシップや小さなことへのイライラ、長年、持ち続けた怒りや恨み…もう必要なくなった感情は日々、どんどんと手放すべきだと思います。

でも、モヤッとした感情が沸き上がってきて、そこに向き合う前に「嫌な感情だから手放そう！」と手放してしまっていいのでしょうか？

嫌な感情はあなたが成長するメッセージ

確かに嫌な感情やネガティブな感情が沸き上がってきたら、何も考えずに手放すことができたら楽かもしれません。
でも、この世に無駄なものがないようにそのモヤモヤにはメッセージが隠されてるかも？

体の痛みが怪我・病気のシグナルであるように、ネガティブな感情にも必要なメッセージが隠されています。そのメッセージを上手に受け取って、そこからいかにしてポジティブな感情や行動に持っていくかで人は成長するのではないでしょうか？

例えば退屈やイライラ、落ち着かない気分や不安は「何かがうまくいっていないよ、大丈夫？」というメッセージ。単に手放すだけじゃなくて、今ある問題をクリアすることによって、あなたにとってより良い結果をもたらせることができます。

簡単な例を挙げてみましょう。
渋滞にハマった時、イライラを感じる方が多いのではないでしょうか？
このイライラするという感情は嫌〜な感情ですが、私たちにとって無駄なものなのでしょうか？

イライラすることで「渋滞にハマりたくない」と考え、もっと早い時間に家を出たり、または違う道を使ったり工夫するはずです。もし人間が渋滞でイライラを感じることがなかったら、車線を増やそう、信号を作ろう、もう一つ別の道路を建設しようといったアイデアは誰も考えないかもしれませんね。それによって、ますます渋滞が酷くなり、社会が機能しないという状態になってしまいますね。

これだけをとってもイライラを感じることで、人間がより快適に暮らせるように考え、進化してきたはずです。

イライラだけではありません。
「怒り」は「見返してやる」というプラスの行動に変換したら大きな活力となりますし、「嫉妬」も苦しさから抜けるために、自分の欲しいものに向き合ったり、そこから自分を向上させることもできるはずです。

いかがでしょうか？
嫌な感情だからと何も考えずにただ手放すのは簡単かもしれませんし、楽かもしれません。
と同時にあなたの成長を止めることでもあるのではないでしょうか？

もちろん、嫌な感情の裏にあるメッセージに気付いたら、さっさといらなくなった感情は手放していきましょう！

ネガティブな感情のメッセージ&対処方はこちらにまとめました。

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